「あの・・・あの・・・お取込み中失礼しま~す!」


 間延びした男の優声が、出入り口に置かれた衝立の向こうから、主である清龍に向けてかけられた


(こんな最悪な状況に、出来れば誰にも見られれたくないのに、訪問客ってどういう事だ!)
(それに・・・この聞き覚えのある声!!!)三蔵の顔が険しくなった


「誰だ!入って来い!」


清龍が入室を許可する
入って来た男は婚礼衣装を抱え、二人がいるベットの傍にヒタヒタと、静かな足取りで近づいて来た。
暗がりでよく見えなかった男も、近距離まで近づいたせいで三蔵に何があったか全てを理解してしまう



「・・・これは、」
「随分とお楽しみが過ぎるのではありませんか?明日が本番なのですよ!」


男は、にっこり笑ってはいるが目は笑ってはいなかった
白髪に近い銀の髪を長く伸ばし頭上に一括りにして朱色の織紐で結んでいる
顔にはワインレッドの細身のフレームを使用したおしゃれな眼鏡を架けている

「お前か?衣裳デザイナーの吟愁というのは・・・」


男は、頭上高く婚礼衣装を頂き、一礼を終えると美しく微笑んだ、両耳には瞳と同じエメラルドの耳飾りが揺れる


「・・・はい、明日お披露目する花嫁の、衣裳合わせに伺いました」
「あ~ぁ、なるほどね・・はぁ、もっと楽しみたかったのにな~!仕方ない」

清龍の顔が李影にまた変化していた、吃驚して一瞬茫然となる吟愁
李影はタメ息をつくと、三蔵の小さい尻を名残惜しそうに撫でまわし吟愁目の前で
まだ、繋がったままだった自分の息子をずるりと引きずりだした
出て行く際の、肉襞が極太棒との擦れる刺激に耐えられず敏感に反応する三蔵


「あンッ!はぁ、ああ、」


巨根をハメられていたせいか抜けた後も、パックリとクチを開けたまま戻らなくなった
菊襞は、捲れて中身のピンクがヌラヌラと光って見える、それに釘づけになる吟愁


「どう?最高でしょう!これが男で、その上聖職者だと云うのだからね・・・罪作りな」

李影が満足げに話すと、その台詞に眉を寄せ心配そうに声をかける吟愁

「は~ぁ、かわいそうに・・・三蔵、たてますか?」
「・・・は・っ・・ゕぃ・・か?」

三蔵が、小声で尋ねると、吟愁が人差し指を唇にあて

「は・・ぃ・・助けにきましたよ」

と小さく答えた

「ねぇ、二人してなんの話をしてるのかな?」

勘の鋭い李影が、声をかける

「いぇ、自力で立つのは無理そうだと話していたところでして、」
「ここでは、ダメなのか?衣装合わせぐらい簡単だろう」
「それは無理ですよ、こんなに抱きつぶしておいて・・非道ですね」
「湯あみさせてあげたいし、傷の手当も、必要です!」

といって三蔵の体を起こし立たせると、尻の穴から今日一日休みなく注がれていた
種汁がたらたらと出血と交じり合いながら、溢れ出てくる

「血が混じってますね~、こんなに小さい菊襞に力ずくでねじ込んだんですね」
「ひどいな・・・腫れて熱のある裂傷になってます」
「うっ・・・その、彼は大丈夫かな?」
「そう思うなら、ボクにいったん任せて下さい!」



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